| 国別記号 | 4 |
| 出版社記号 | 283 |
| 出版者名 | (株)大空社 [Google] [Yahoo!] [Wikipedia] [Books.or.jp] |
| ヨミ | オオゾラシヤ |
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さきの戦争については様々な議論がありますが、こういう人が、「戦争はやってはいけないんだ」ということが何よりの反戦のメッセージになるんだ、と感じました。
10の力をどこに注ぐのか?
6まで準備で4は時の運か?
9まで準備で時の運を1にまで下げるのか?
周到な準備と精神力
このどちらも必要だと感じた。
航空機は1人で戦う一人戦術
著者の部隊は誰も死傷者を出さなかったそうである。
如何にリーダーが大切か、その心意気もわかる本でした。
自分自身の行動を見て、何が必要なのかを再認識できる機会をもらいました。
れをなすためにこの世に生まれてきたと思っていた。命が惜しくないと言えばウ ソだが、死に対する恐怖が不思議なほどなかった。ただその日が一日でも遅くな ることを心の底から念じていた。筆者の語る心情は、当時の零戦パイロットたち の共通するものだったと思います。
勝負師の書でもあります。相手より一分でも多く準備し、研究し、鍛錬したもの
が良く勝者たりえる、と筆者は説きます。敵機発見の段取りから、パニックに陥 ったときの呼吸法まで、実例に基づいた、マニュアルのようなこと細かさで、心 構え、段取り、手順を説明してゆきます。薄い空気と顔が曲がるほど強烈な遠心 力の中で命を取り合う修羅場には、精神論など入り込む余地などまったくありま せん。
零戦のエースは、決して勇猛果敢な猪武者ではなく、むしろ用心深く冷静で、合 理的な目を持った男であったことがわかります。精神論が跋扈していた日本軍の 中にも、最前線の現場には、このような職人気質の実務家たちが大勢いたのです。 (そしてその多くが南海に散ってゆきました。)
坂井三郎の著作は、かつての敵国アメリカで受け入れられ、ベストセラーになり ました。訪米時にはサイン責めに合うほどの人気を博したそうです。筆者はつい 先ごろ亡くなりましたが、あらためて、読み直してみるに価する書であると思い ます。
しかし所々で、戦後坂井氏がどのように生きたのかを説明するような流れになっており、「大空のサムライ」以降の彼のエピソードを知りたい、と思っていた人には大変興味深い内容となっています。
その中には、氏が自動車を運転中、自動車ごと宙返りをしてしまうような事故に遭いながら、無傷であったことなどが紹介されており、その時の心持ちと戦時中戦闘機に乗っていたときのそれとがオーバーラップし、氏の戦中体験が氏にとって、「生き様」として体の中に刷り込まれていることをまざまざと感じました。
若干残念なのが、坂井氏よりも聞き手の高城氏の話が冗長的であるところですが、坂井三郎ファンなら買っておいて損はないと思います。