(株)ニュートンプレス

最終更新日: 2008/11/22 05:21:53

出版者情報

国別記号 4
出版社記号 315
出版者名 (株)ニュートンプレス [Google] [Yahoo!] [Wikipedia] [Books.or.jp]
ヨミ ニユートンプレス
url http://www.newtonpress.co.jp/

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Newton (ニュートン) 2008年 12月号 [雑誌]

Newton (ニュートン) 2008年 12月号 [雑誌]




(ISBN : B001HNLNWI, 2008-10-25)


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虚数をめぐる話、面白いですよ。

特集の目玉は虚数です。Newtonは良くも悪くも数式をあまり載せない科学雑誌ですが、これは面白いです。Newtonで数学を扱ったものでは、Newton別冊として今も売られている『ゼロと無限』以来のヒットかな。「たとえば、13は素数だが、複素数の世界では素数(ガウス素数)ではない」とか「虚数時間」とか、世間で生きるうちにいつの間にか染み付いてしまった常識感をここちよく揺さぶってくれます。とても丁寧なオイラーの公式の説明もあります。また、直接虚数に関係ないですが、この中で紹介されている1/7、1/17、1/61 の3つの循環小数の共通点は驚いてしまった。

あと、「大陸の誕生に迫る」という特集も興味深かった。「大陸地殻」「海洋地殻」では構成する岩石が異なるなんて初めて知りました。また、「スピッツァー宇宙望遠鏡」が撮影した最新の宇宙の映像も圧巻です。

最後に、東京への通勤族の多くが、どうなっているのか密かに不思議に思っていたであろう新名所、モード学園のコクーンタワーの解説があった。すぐ倒れそうに見えていたけれど(失礼!)、全然そうではなく、ヘリコプターが救援活動を行うスペースが隠されているとか、ちょっと興味深かった。最初の方には、今年のノーベル賞受賞者の紹介もあります。
(レビュー日:2008-11-02)

数学の面白みを味わえる特集

虚数がなぜ生まれたか?虚数を使うと何が便利なのか?など、非常に分かりやすくまとまっています。登場するのは、2次方程式の解の公式、オイラーの等式、複素数、複素平面、シュレディンガー方程式などなど、虚数を使っているものですが、どちらかというと虚数にまつわる数学者のエピソードに重点が置かれています。今ちょうど虚数などを学んでいる高校生じゃなくて、大人に数学って面白いよねと思い出させてくれる内容になっています。

虚数が数学史に誕生する前のメソポタミヤ文明から中世の数学、そして現代の量子力学へと虚数にまつわるエピソードを詳しく、かつ分かりやすく、ビジュアルを多様してまとめられています。数学を専門的に学んでいなくても、高校数学レベルを理解していれば十分楽しめます。
(レビュー日:2008-10-26)

脳のしくみ―ここまで解明された最新の脳科学 (ニュートンムック Newton別冊)

脳のしくみ―ここまで解明された最新の脳科学 (ニュートンムック Newton別冊)


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¥ 2,415 (ISBN : 4315518379, 2008-08)


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「念じるだけで、機械を動かす!」など、脳の構造の基本から最新研究成果までふんだんに紹介

読み応えのある一冊だった。ページ数以上に中身は濃い。

脳の研究は、近年進歩の著しい分野である。本書は特に後半部分で、ここ数年の注目の研究成果を多く紹介していて、何よりその部分が非常に興味深かった。アルツハイマー病用のワクチン治療、体の不自由な人でも脳から直接いろいろなものを操作する技術(BMI:Brain Machine Interface)の開発など、ここ5年くらいの間でも目覚しい研究成果が相次いでいることが良くわかった。

一方前半は、脳の基本的な仕組みについて、いかにもNewtonらしい、芸術的といってもいいような見ほれてしまうよう美しいイラストをふんだんに利用して、基本から徹底解説。生物の脳が神経から進化したものであることや、記憶の仕組み、知覚の仕組みなど、丁寧に読みさえすれば、事前知識のない人でもきちんと理解できるようになっていて、素晴しい。

次々発表されている近年の新たな脳の研究の成果は、これから次々医学に応用されていくことだろう。鬱病やアルツハイマーをはじめとする脳に関係する病気に苦しむ世界の多くの人たちにが、科学の力で救われる日が来る可能性について、いくらかでも信じることが出来る内容だった。同時に、未だにほとんどめぼしい成果のない究極のテーマである、人間の心と意識のしくみを科学的に解明する挑戦が、世界の多くの科学者達の間で今や現実味のある研究テーマとして認識され始めていることも知った。

ちょっぴりお高いのだが、それだけのことはある。
(レビュー日:2008-09-13)

Newton (ニュートン) 2008年 11月号 [雑誌]

Newton (ニュートン) 2008年 11月号 [雑誌]


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¥ 1,000 (ISBN : B001F6M1JG, 2008-09-26)


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レビューはありません

完全図解周期表―自然界のしくみを理解する第1歩 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)

完全図解周期表―自然界のしくみを理解する第1歩 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)
玉尾 皓平; 桜井 弘; 福山 秀敏;

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¥ 1,995 (ISBN : 4315517895, 2006-12)


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さらなる改善を願う

 幅広い読者層に人気がある科学雑誌『Newton』の別冊。いかにも貼ってくれと言わんばかりの周期表ポスターが付録。フルカラーという特徴を活かしたダイナミックな紙面構成で,視覚的にも非常に美しいが,紙面にムダな余白があまりにも沢山あることが残念。特に,全頁数の約半分を占め,本書の最もウリであるはずの元素111種類の全解説(第4章)には,少なくとも本文で取り上げた製品ぐらいは全て,適用例の写真を詰め込むべき。

 類書(『元素 (図解雑学)(ナツメ社)』,『よくわかる最新元素の基本と仕組み―全113元素を完全網羅、徹底解説 元素の発見史と最新の用途、研究 (How-nual図解入門Visual Guide Book)(秀和システム)』,『元素111の新知識―引いて重宝、読んでおもしろい (ブルーバックス)(講談社)』,etc…)が多々あるなかで,独自性を主張するためには,大型本+フルカラーの特性を最大限に有効活用して欲しい。

 紙面にゆとりをもつのが本シリーズの特徴であることは重々理解するが,例えば路線はちょっと外れるけれども『フォトサイエンス化学図録 改訂版―視覚でとらえる(数研出版)』(本書にはない全元素の小さい写真付き:裏表紙)のボリュームと価格を見てしまうと,どうしてもコストパフォーマンスが悪いと判断せざるをえない。もっと他書を圧倒するような内容に磨きあげることを願う。
(レビュー日:2008-09-06)

現代社会において元素を理解する重要性はますます高くなっている

レアメタルがハイテク分野などで活躍する時代になり、いままでなじみの薄かった元素や昔は学校ではあまり取り上げられなかった元素の知識も重要になってきている。本書はそれらの元素にもスポットライトを当てると同時に、実用面での特徴についての解説も重視しているように思う。だから、金属については重量あたりの参考価格なんていうデータも載っている。イラストも豊富で本当にわかりやすい。
(レビュー日:2007-11-07)

すごく分かりやすい

理科はまるでだめなのだが、昔はニュートンをよく読んでいたので、ニュートンのシリーズでこういうのがあったので、購入してみたのだが、化学苦手な私でもすごく分かりやすかったです。おまけの周期表もよし。こういう本がもっと昔にあったら、もう少し化学が好きになってたかもしれない。一家に一冊あれば結構重宝するかもしれない。
(レビュー日:2007-10-26)

とにかくわかり易い

これほどわかり易い本はなかなかないと思います。
元素と原子などの概念が全く把握できなかった私でも理解する事が出来ました。
少し分かりにくい説明部分もイラストで描かれているので
感覚的に理解する事が出来ます。
その反面、人によっては無用に大きいイラストのせいで
記事や内容がそがれてしまっていると感じる人も要るかもしれません。
難解な分野なので分かり易さを重視した構成になっていると思えば
納得のいく一冊です。
(レビュー日:2007-02-21)

付録ポスター大周期表に衝動買い

文部科学省の「一家に1枚周期表」はカラフルで実用性もあっていいんだけど、なんせ自宅で印刷しにくい点で萎えてしまうんだよね。
A4に分割して印刷して貼り合わせるのも何だし、一枚だけ注文するのも気が引けるし。
その点この付録の周期表は買ってきて壁に貼るだけなので思わず衝動買いしてしまいました。
もちろん、ムック本体の解説やイラストも分かりやすくていいですよ。
(レビュー日:2007-01-23)

難問題の系統とその解き方物理I・II―新課程

難問題の系統とその解き方物理I・II―新課程
服部 嗣雄

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¥ 1,785 (ISBN : 4315517283, 2004-03)


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ただ煩雑なだけのあまり難しくない問題集

はっきり言って,東大などを目指していて,基礎はしっかり身に付いていて,難しい問題を解きたいという方には,おすすめできない。本当に本質的に難しいのを解きたいなら,旺文社の標準問題精講をやると良い。本当に難しいから。それに対して,難系は,ただ状況設定が煩雑,計算が煩雑なだけの問題がたくさんあるし,実際に,悪いけれど,問題レヴェルも標準的なものがほとんどだ。もちろん,物理は標準的な問題をきちんと解ける力は必要である。しかし,そういった演習をしたいなら,もっとほかに良い問題集はたくさんある。名問などがいい。そして,演習問題は糞だ。巻末の解答を見てみるがよい。これではわからない問題にぶつかったときに絶対にわからない。この問題集が一般的に高評価を得ている理由がわかりません。ただひとつ,これをやるメリットは長文対策には良いということだ。京大を目指すなら,一応,長文になれるためにやってもよいだろう。
(レビュー日:2008-06-28)

そんなに傑作か?

難関大受験で物理といえばこの本というのが、通説ですが、
本当にこの本はいいのでしょうか?
たしかに例題の選定は素晴らしいです。
正直この部分のだけでやる価値はあります。
しかし、それだけです。
まぁ、例題以外はやらないものとしても、
解説がいまいちです。
別に計算過程を丁寧に追えるようにしてくれというわけでありません。
一問で応用がきくように、物理の特性とでもいうような、
この部分の解説に旨みがありません。
かといって、解答パターンの習熟にも、注意を払っていません。
なんとも中途半端。
なので、問題演習を通して自力で本質を見出せる人向きです。
あるいは、単なる問題集としてです。
実際には、本質を理解せずに本番を受け、問題が表面化しなかっただけ
の人も多いはずです、こういった受験勝者からは、わけもわからず、
結果論で高評価を得るでしょうね。
この本の高評価の所以は、受験のうまい生徒が自分の力と本書の力とを
錯覚しているだけです。
本書の利用者の大半が優秀なはずですから。
ただ単にほかにちょうどいい難易度の本がないだけです。
過剰な期待は厳禁。ごく普通の問題集です。
(レビュー日:2008-06-06)

練習程度なら・・・

まぁ演習書という言葉で事足りる本ではある。

内容的には難関校物理学部程度の受験生は解いたら解いただけのメリットは多いであろうが問題点が無いわけではない。

ここでこれを言うには本書の企画的な面からすれば可哀相ではあるがしかたなしに述べたい。

まず最大の問題はイメージが出来ないとかのちゃちな問題ではない。

まず書いてあることに対する理論的追求がなされていない。

駿台の新物理入門、並び新物理入門問題演習のような初学者向けね簡単な理論的追求がメインのような参考書とは違い問題数にこだわっている。

ページ数の制限からやむを得ず理論的な見解が欠如なされているのだろうと考えます。

その点が残念で星1つ減らしました。

しかし、駿台のは問題数が少ないという欠点があります。

この点を補うのにこの本ほど最適な本は断言して今はありません。

受験参考書の難関大向け物理は全てに目を通しましたが問題の質と量は最高です。

演習書としての機能はずば抜けています。

しかし、残念なことがあります。

それはこの本を使う方に対するものです。

この本を使う前には先ほど述べた駿台の参考書や河合の参考書(両方国際物理学オリンピックの参考推薦図書)のような理論をしっかりなさった方とこの本に真っ正面から体当たりする方とに別れますが、他の方のレビューを見た感じ後者が圧倒的多いと分かりました。

確かにこの本は優れた良書であります。

そのため後者の方でもやれば相当の実力はつきます。

しかし、それは決して好ましいことではありません。

人それぞれですがこのような素晴らしい本を使うさいは理論的な思考力(公式の暗記ではない)を備えた方にやっていただきたい。

そのほうが本書で200%の力を出すことが出来ます。

(レビュー日:2007-11-29)

うわ・・・

難問をむやみやたらに並べている問題集と思っていたらこのハイクオリティーさ!!
ちゃんと標準問題も載せてくれてますし、難問は演習問題コーナーにずらっと並べてあるようです。勿論質が高い問題を。

さすがに物理の基礎がなってないひとにはお勧めしません。最低でもエッセンスか新体系は理解してからではないと(全て理解する必要はないと思う)説明を読んで分らない可能性もありますし。とりあえず挑戦する目安としては「この本の説明文が理解できる」力があることが前提です。(漆原シリーズをやっとくとさらに効果的かも)
(レビュー日:2007-08-28)

気合いでやり抜く!!

結果から言います。この問題集の例題だけを一ヶ月かけて完全に理解したら、マーク模試で30点とか学校の定期試験で0点とか取っていたくらいの成績から、センター試験は満点(見直し含め20分で)、旧帝大の入試でほぼ満点取れました。使い方は、書かれていることを一行一行完璧に理解しながら読み進めただけです。もちろん完璧にですから、つまづいた箇所は分かるまで自分で考え(物理の教科書も持っていなかったので3日考えたこともありました…)、疑問に思うやり方には様々なアプローチ(図形的に考えたりイメージを膨らませたりグラフ化したり)を試してみて、理解できたところは次の日に必ず復習し、らせん状に進めて一ヶ月で例題を隅々まで理解し解き終えました。というか、やり始めたのがセンターまで一ヶ月しかなかったので気合いで終わらせました。途中で何度もくじけそうにはなりましたが、医学部合格には道が他になかったので気合いで乗り越えました…。考えまくっていると必ずピンとくる時が来るし、他の問題との繋がりが見えてきたり、なぜこういう説明がなされているか、なぜこういう解き方をするのか等々、様々な事が見えてきます。計算しつくされた構成で、一つの問題にたくさんの基本が詰まった素晴らしい問題ばかりだと思います。この問題集を征する必要十分条件は、挫折を恐れず自分の殻を破ってみる勇気と気合いだけです。これらを持ち合わせる方や覚悟のある方はお試しあれ!乗り越えた先には素晴らしい何かが必ず待っていますよ◎
(レビュー日:2007-06-05)

みるみる理解できる相対性理論 改訂版―特殊相対論も一般相対論も実はむずかしくなかった! (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキストシリーズ)

みるみる理解できる相対性理論 改訂版―特殊相対論も一般相対論も実はむずかしくなかった! (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキストシリーズ)


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¥ 1,995 (ISBN : 4315518131, 2008-03)


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やっぱり大切、相対性理論

相対性理論そのものを説明した本というより、相対性理論からどのようなことがいえるかについて、いろいろな角度から工夫を重ねてやさしく解説して相対性理論に迫った本、と説明した方がより正確かもしれない。

とりあえず、わかりやすい。いかにもNewtonらしく、徹底してVisualで、よく考えられた的確で美しいイラストをちりばめ、丁寧に、出来る限り易しく解説してある。しかし、本書はそれだけではない。以前の版に対して寄せられた様々な意見を反映したQ&A欄を設けたり、読者モニターの意見を取り入れたりしてさらに一層のわかりやすさを追求している。

改めてつくづく感じたのは、相対性理論というのは物理の世界では本当に大切なものだな、ということ。確かに、相対性理論そのものを完璧に理解することは素人にはちょっと敷居が高い。一般相対性理論は特にそうだ。しかし、難しいからといって、それが何であり何を意味するものなのかということについてすら全く知らなくてもいいかというと、絶対にそんなことはない。たとえ、ほとんどBlackBoxとしての理解になったとしても、出来る限り知っておいた方がよい大切な教養というのは世の中にはいくつかある。そして、相対性理論はそのような教養の中でも大変重要なもののひとつだと思う。

理系とか文系とか、宇宙の前では大した問題ではない。こんなに見やすく、わかりやすく、そのためにいろいろな智恵をしぼって書かれてあるのだ。幅広い読者に一読をお勧めしたい。
(レビュー日:2008-04-21)

錯視完全図解―脳はなぜだまされるのか? (Newton別冊) (Newton別冊)

錯視完全図解―脳はなぜだまされるのか? (Newton別冊) (Newton別冊)
[監修]北岡 明佳

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¥ 2,415 (ISBN : 4315518034, 2007-09-27)


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近年、最も驚いた本

まず、本書の表紙に数年来にない驚きを受けた。紙に印刷されているだけの輪がグルグルと回転して見えるのだ。中の絵もグニャグニャと動く。画像に脳が騙されている錯視という現象だそうだが、今まで錯視では矢印の棒のどちらが長いかとか、同じ色が違う色に見えるとかしか知らなかった。まさか動いて見えるとは…。これは紙で動くはずはないと思って何度見ても、実際に動いて見える。人間の脳は何と情報を正確に捉えないことか!?157ページの渡って錯視とはどういう原理なのかが書かれている。実際に見たからって本当ではないことって…あるんですね。実に勉強になった一冊です。
(レビュー日:2007-11-04)

目がクラクラ、脳味噌が揺さぶられるかのような衝撃!

まずはこのWEBページの本書の表紙イメージ付近にある「イメージを拡大」ボタンをクリックして、表紙の拡大図を適当な距離で凝視してみて下さい。(少し近づいて見た方が良いでしょう) どうです? 何かうごめいているような錯覚に陥りませんか?(@o@);; この本はこういう錯視のイメージ集です。目がクラクラし、脳味噌が揺さぶられる衝撃をお楽しみ下さい。(でもよく考えたら、自分の鼻が視界に入らない、というのも一種の錯視なんですねょ...)
こういう体験をすると、単なる自然現象を"超常現象"と錯覚してしまうことも納得できますね。この辺りは「人はなぜエセ科学に騙されるのか」(カール・セーガン)でも指摘されていますが、本書で実際に錯覚を体験すると納得できます。
内容は★5つですが、やや割高なので、★4つとしました。
(レビュー日:2007-10-29)

イオンと元素―化学の”カラクリ”がよくわかる (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキストシリーズ)

イオンと元素―化学の”カラクリ”がよくわかる (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキストシリーズ)


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¥ 2,415 (ISBN : 4315518077, 2007-11)


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私達の体もイオンで満たされている。そんな身近なイオンの様々な迷信や誤解を吹き飛ばす

「マイナスイオンという学術用語は存在しません」「アルカリイオンという言葉も学術用語ではありません。また、酸性やアルカリ性を示す水はあっても、酸性やアルカリ性のイオンというものはありません」「胃腸薬1包と同程度の効果を得るためには、アルカリイオン水を10〜20リットル以上、飲む必要がある」。

「たとえば、除菌イオン、プラズマクラスターイオンなど、さまざまなイオンを耳にします。これらは、イオンの集まりやイオン結合させた物質などをさす言葉として使用される商業的な言葉であって、学術用語ではありません」。

イオンほど、われわれに不可欠で溢れていて身近でありながら、これほど様々な迷信に彩られて誤解され、さらには多くの人が欺かれているものは無いのではないか。

われわれの体の60%以上は水分だが、純水ではなくイオンで満たされた水分である。太陽風も、オーロラも、サビも、電池も、血液も、イオン結合でできた様々な物質(たとえば塩)も、みんなイオンが関係する。その一方で、「XXイオン」など、商業的な目的で作られた用語や、怪しい効能が氾濫しているのもまた事実である。

本書は、そもそもイオンとは何か、という初歩的な解説から始まり、Newtonらしい、Visualでわかりやすい解説で、読者がイオンについての正しい知識を得られるように記述してある。また、元素や物質の解説も加えて、トータルで化学の基本を正しく理解できるように腐心してある。

一方、Newtonムックシリーズの中では、まとまりと深さという点で、ちょっと物足りない部分が残る。元素と周期表の続編という方針が、そのような結果を招いたのではないか。後半の元素の話もとても興味深かったが、それゆえに切り離してもっと深めてそれだけで一冊にして出すべきである。そして、本書については完全にイオンを中心に据えて、イオンを通して科学を語るという編集方針に徹した方が良かったのではないかと思う。

それでも、マイナスイオンがどれだけ体に良いかを力説してある商業用のパンフレットやCMに時間を使うより、本書をしっかり読む方がずっと良心的で適切な知識が得られることは確かである。
(レビュー日:2008-03-29)

ゆとり世代必見の書

かつてイオンは中学で習ったが,近年はゆとり教育で習わなくなったらしい。しかし,どうやらイオンの重要性に気づいて復活させるということになったようだ。ということは,イオンを中学で習わなかった谷間世代がいるということになる。この本はイオンについて基礎からわかりやすくビジュアル解説されていて,イオンの入門書としては最適。元素の起源なども紹介されていて,とても興味深く化学を学べる。谷間世代必見の一冊。
(レビュー日:2008-01-29)

ゼロと無限の科学 (ニュートンムック)

ゼロと無限の科学 (ニュートンムック)


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前提知識無しに読める

ゼロと無限から超伝導や宇宙理論が一般向けに解説される。
超ひも理論〜あの有名なホーキング氏のインタビューまで載っている。
量子力学などを勉強している方には物足りないが興味に引かれて購入するならかなりオススメ。
きっと人生観が変わることでしょう。
後半のQアンドAでは極限が出てきますが、極限を知らなくても理解できるように書かれているので大丈夫です。

宇宙の神秘、数学や物理学にいっそう興味を持つようになってきます。
この本を読むと、あまりに広大なスケールを前に鬱な気分になるかもしれません。すべてがちっぽけで愚かなものであることに気付くでしょう。そして、「知りたい」という好奇心がそそられて量子力学や物理学を学びたくなってくるはずです。それだけの可能性を秘めた本です。
密度が無限、質量がゼロ。こんな摩訶不思議な具象が宇宙には存在するといわれて信じられるでしょうか? ぜひ本書で味わってください
(レビュー日:2008-06-13)

ベッドの上でひっくり返って読もう

ゼロと無限についての面白さが数学と物理の両面から、数式と図解で
説明されている。

レンガを少しずつ横方向にずらしながら上に積み上げていくとき
どこまで横にずらすことができるのか。
何と無限にずらすことができるのだ。

数直線上にある点は、有理数を使って埋め尽くすことはできないのだ。

そしてまた何と、無限にも濃度の違いがあるというのだ。

夜、寝る前にベッドの上でひっくり返って数学と物理学を楽しむには
ちょうどいい本。
(レビュー日:2008-05-05)

ゼロと無限、その不思議について、考えたことはありませんか?

「無限なものは2つある。"宇宙"と"人間の愚かさ"だが、前者については自信がもてない」(アルバート・アインシュタイン)

面白かった。イラストも豊富で大変易しく書いてある。ひとつひとつの事実に新しいものは少ないけれど、様々な角度で「ゼロ」と「無限」の話が続く。読み進めるにしたがって頭が慣れてきて、なんだかちょっと世界が違って見える感じがした。

それほど科学に興味のない方でも、「ゼロ」や「無限」について考え、不思議に思った経験は子供のころから少なくとも一度はあるだろう。ところが、そのような純粋な疑問にはっきり向かい合って真正面からしかもここまで幅広く易しく解説してくれている本はおそらく他にはないように思う。理系の方でなくともお勧めする。

個人的には、ホーキンス博士との共同研究で有名なペンローズ博士のインタビュー記事、なかでも特異点定理に関する世間の誤解に触れた部分が興味深かった。また、後半のゼロと無限に関する数学的な考察の章も良かった。
(レビュー日:2007-11-09)

この真実を知るために地球温暖化―全人類に突きつけられた最大の課題 何が起きるのか?どう克服するのか? (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキストシリーズ)

この真実を知るために地球温暖化―全人類に突きつけられた最大の課題 何が起きるのか?どう克服するのか? (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキストシリーズ)


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¥ 1,995 (ISBN : 4315518107, 2008-01)


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いかにもNewtonらしい、科学的な視点から徹底的にVisualでわかりやすくした地球温暖化読本

6章立ての出だしは、他の本でも登場する温暖化の報告。それより先からがだんだんNewtonらしくなってくる。徹底してビジュアルでわかりやすく、そして、あらゆる視点から科学的に説明する。表やグラフも豊富で見やすい。

太陽から受けるエネルギーの変化を地球の公転軌道の変化などから示したミランコビッチ・サイクルの話は興味深かった。また、過去の地球の気温の変化はどうやって調べているのか、温暖化予測のために利用されるスーパー・コンピュータのモデルの説明、地球工学という学問での研究内容、温度変化別のシュミレーション結果の説明、CO2削減に貢献すると思われるものの科学的な考察、石油資源の枯渇状況と見通しなどもある。さらには「バイオ燃料とは何か」という詳しい説明もある。この石油の枯渇状況の説明とバイオ燃料に関する説明は、温暖化ということとは切り離しても読む価値がある。

IPCCの温暖化予測に対しては反論もある。それに対しての、温暖化の代表的な研究者であるスティーブン・シュナイダー博士のインタビューでの反論は鋭い。特に、「false positive」 と「false negative」の考え方を持ち出しての説明は興味深かった。
(レビュー日:2008-10-21)

まずはこれを、という一冊

 地球温暖化に関しては様々な議論がなされていて、本書のような内容の
ものから反論本まで多くの本が出版されている。その中の何冊かを読んで
みて思ったのは、反論系の本のほとんどが巧妙に論点をずらすなどしてあ
まり知識のない読者を(汚い言葉で言えば)惑わして同調させるような内容
になっているように感じられた。
 温暖化についていかなる意見を持つにしてもその前に現在広く認められ
ているであろう考えを理解して標準的な知識を得ておく必要があり、それ
に役立つのが本書であると思う。少なくともこれを読んでおけば安易なエ
コブームに踊らされることも無責任な反論本に「救われる」こともあまりなく
なるのではと思う。
 もちろん他のどの本とも同じで本書で語られることが完全な真実ばかり
でないこと、語られていない真実があることも忘れてはならないが。

 これまでに得られた事実とコンピュータによる試算を読者が信じるかは
別として、個人的に言わせてもらえば今まで読んだどの本よりも論理の裏
付けが強固で説得力があるものだった。
 例えば温暖化は人為的か否かの問。たいがいの本では二者択一の乱暴な
論理に終わるところを自然と人類の寄与する割合を具体的な数値で示して
いる点は、もちろん完全な予測など不可能であるにしても信用できるもの
と思えた。

 効果が疑問視されている京都議定書やバイオ燃料についてマイナス面が
書かれていないのは残念だが、それを入れても温暖化に関する基礎知識を
得る上で優れた本だと言える。他書にあたるのはこの後でも遅くはない。
(レビュー日:2008-06-19)


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