長いこと待たされた岩本隆雄の新刊がやっと出て、でもまあ焦って読むこともなくのんびり着手したのですが、
下巻の後半は目が離せなくて、一気に読みました。
おもしろかった!
架空の設定の中で、きちんと論理的に破綻しないように描いてあるところが正当派ジュブナイルSFとしてよくできてると思います。
ゆいいつ心配なのは、本作を読んで欲しい年齢層が、この本に出会えるかどうかです。
この本はもちろん大人が読んでも楽しめますが、どう考えても小中学生がメインターゲットで、
たとえば青い鳥文庫とかYA!ENTERTAINMENTあたりに入って、児童書のコーナーに並ぶのが似合ってると思うのですけど、
朝日ノベルズという発足間もないこのレーベルが、果たして本屋でどんな棚に置かれるのか。
リアル書店の皆様、ぜひ児童書の棚にもおいて上げてください。
もちろんノベルズの棚にも置いてね。
(レビュー日:2008-11-30)