既刊の3巻までを読み進めての感想は 面白いけど飛び抜けてないなぁ だった
設定はマンガのネタとしてはとても珍しい書道
非凡な才能を持ちながらも それを自他ともに気付かずに看過している主人公が
弛まぬ地道な努力から飛躍的な成長を遂げる姿を描く この作者お得意の青春ストーリー
だと思って それほど大きな期待をせずにいた
事実 同じようなストーリー展開を2度ほど繰り返していて 食傷気味になっていた
ただし 3巻まではね
ただ この巻になってからは 主要となるべく人物が一人増え
それに伴い話が目まぐるしく展開し始め 気づけばすっかり話に惹き込まれていた
今までの3巻分が“静”だとすると この4巻はまさに“動”
今までの3巻は 起承転結の“起”でしかなかった ということに気づかされてしまった
もちろん 主人公を取り巻く恋愛模様だけが“動”になったわけではなく
主人公が言われたままに書道をしていた今までと違い
進むべき方向を自ら選び動き出した という意味での“動”であるわけだ
この4巻で一気に魅力的になったこの作品 願わくばもうちょっと発刊ペースを短くしていただきたい
年間2冊出るかどうか というのはさすがにちょっと・・・
(レビュー日:2008-12-04)