まず、私はこのしゃばけシリーズが大好きで、一作目からずっと楽しみに読み続け、
自分なりのしゃばけワールドを頭の中で作っていました。
それを前提に感想を述べさせていただくと・・・
今までの作品と比べて、若だんなと二人の兄や達との絡みに物足りなさを感じ、
他のレギュラー登場人物がほとんど出てこない事に寂しさを感じ、
そしてなにより推理物ではない内容が残念でした。
それでも冒険小説として楽しめれば良かったのですが、なんだか話の展開に無理があるような、
後で「実はこうだった」という種明かしをされても、今ひとつ合点がいかないというか、
納得感が薄い話の部分があり、結論として表題の違和感があるなぁ・・・という感想になりました。
ただ、これが今後の作品で若だんなの成長の起点となるのであれば、
今後も長く続けてほしいしゃばけシリーズの中に、こういう作品がたまにはあってもいいかなぁ、
とは思いますが、もうあんまりこういうストーリーは正直書いてほしくないな、
と思うしゃばけファンでした。
(レビュー日:2009-01-04)