これ、当時読んでも面白かったのだろうけど…
当時の就職難のネタだと「将来もっとフリーターが増えて、肩身が狭くなくなるかも」なんて笑えない方向で的中しちゃってるものもあったりして。
今読むからこそ、「当時は冗談でああ考えたけど、今になってみるとあたってる」ことが妙にあったりして、ダークに笑えます。(^^;)
そんなことまで「どーでもいいけど」的ほのぼの感があるのは、秋月りすのスゴさですね。
しかし、この作品は社会、政治、経済…という、ややカタいネタに焦点をあてています。朝日新聞ウィークエンド経済に連載されていた作品なので当然なんですが、それでもさすが秋月さんだけあって、そうしたネタをやわらかく、ユーモアたっぷりに描きこなしています。ある意味、異色の秋月作品として楽しめます。
それにしても、キャラクターはかわいいし、ネタも面白いし、秋月作品ってそろそろアニメ化されてもいいんじゃないかと思うのは私だけでしょうか。
1992年から年度ごとに、主なニュース、キーワード、流行りものなども表記してあるので、「あ〜、そんなことあった、あった!」と叫んでしまうこと請け合い。で、漫画を読めば思わず「そう、私もそうだったの!」といえる身近なお笑いが満載です。
広い世代で楽しめると思いますが、30代、40代の方々にはより一層身に染みて(!?)面白いのではないでしょうか。