半農半Xという言葉の筏が世に出てから4年。
筏がつながって川上から川下へ流れるように
この言葉につながって全国から、一人、また一人と綾部詣でを始めている。
しかし、ネット社会の逆説なのか、地元の人たちのほとんどには
まだ半農半Xという言葉は届いていなかったのではなかろうか?
過去の著作は「外部」視点で、「農」に重心があったが
今回は「地元」視点で、「X」に重心を置いている。
今回の「歩き方88」で紹介された方々は、地元で「こだわり」を持って生きている
人たち…。その「こだわり」こそが、「半X」であると気づかせてくれる。
したがって、「これは綾部だけではなく、日本中の「農」に関わる所、どこにでもある
生き方」ということである。
経済成長一辺倒の都市型生活より、自然と共生して生きる里山的生活が「先端」と思わせる好著。
(レビュー日:2007-11-13)