千利休 [コミック]

千利休
本の雑誌社 本の雑誌社 / 清原 なつの

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¥ 1,785 (ISBN : 4860110390, 2004-12)
(EAN/JAN : 9784860110390, 2004-12)


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参考文献 云々について。

作者がインタビューされた記事を読んだことがあります。
以下、覚えている範囲。

「100冊以上は読んだ。膨大な数だったので 、一応リストは作ったが
実際にどれを参考にしたのか区別する作業がしんどくて、参考資料の掲載は割愛した」
「作品にかかった時間は全部で4年半」
「お茶の飲み方だけ」を知り合いに習いにいった(15年位前?)のがキッカケ。
(おまんじゅうを食べることだけが目的だった!?)
(その先生からも古書を何冊か借りた)

4人の妻がいたなんて、歴史では習いませんでした。
今作は、政治的な面を描くので手いっぱいだったみたいです(資料も少ないそうで)。

みなさんもレビューされていますが
真面目に取り組んだ、とても出来の良い「千利休の入門書」です。
巻末の付録もvery good!買う価値、大アリですよ。

(レビュー日:2007-04-30)

とても読みやすいです。

茶の湯の成り立ちや千利休が確立していった茶道について分かりやすく詳しく書かれていると思います。とても読みやすい本だと思います。それと優雅な茶道が戦国時代の血なまぐさい政治のかけひきや外交にも使われていたとは意外な感じがしました。茶道の本来あるべき姿とは逸脱していく様子に利休も利休の弟子もうんざりしていたのかもな〜と思います。利休は秀吉に殺されましたが、命を失っても守りたかった茶道の精神は守られたのではないでしょうか?利休は300年以上も前に死にましたが利休の精神は現在でも受け継がれているわけですし。映画利休(三國連太郎主演)でも清原なつのさんの書かれている千利休でも、利休と秀吉は共依存の関係のように描かれているような印象を受けました。利休の政界での影響力を考えると、利休を殺した事は豊臣家にとっては大きな損害なような気もします。ただ杉本苑子さんの著書、利休、破調の悲劇では、又違った見解が述べられているので、こちらも合わせて読んでもおもしろいと思います。
(レビュー日:2007-03-17)

私は何者だったのだろう

茶人「利休」と言うよりは、利休をとりまく時代の流れのめまぐるしさと、
茶頭がどれだけ政治の中に組み込まれていたかと言う事が強く印象に残った。

室町から戦国へ激変する時代に生まれ、良いモノを見る機会に恵まれ、沢山の人と出会い
いろいろな事件や戦が起こる中で徐々に財力と権力を身につけていく利休。
しかし人は変わる。
利休の最後は、利休の茶道のスタイル同様
あらゆるものを削ぎ落とし、執着を捨てた結果かもしれない。
利休もまた、時代の流れ(と言うか人と人との思惑の渦に)翻弄された人であった。

(レビュー日:2006-08-16)

血と硝煙と、財と名誉と、一服の茶

戦国の世に生き、信長、秀吉と天下人に仕えながらも最後は自らの美意識に殉じた千利休の人生を描いた漫画作品。

茶の湯というと、静謐ないかにも平和主義的なイメージがありましたが、その歴史を紐解けば、信長による「茶の湯政道」に見られる通り、政治の道具としての意味合いが強いものであり、有名な茶道具(大名物)を巡って戦争さえも起きる血なまぐさいものでもありました。

また、利休自身も鉄砲を中心とした武器売買で財を成し、時の権力者について領地まで与えられたのですから、当時の茶の湯の現実は、世間から隔絶された「詫び寂び」のイメージとはほど遠いものであることが分かります。

そうした血なまぐさい、世俗的な空気の中で苦しみながらも、最期には自らの美意識を貫き通した利休の姿が尊いものに思えてきます。

戦国時代の影の立て役者である茶道。本書には、現代の女性のお稽古ごとというイメージとはほど遠い茶道の世界に生きる人間・利休の姿が鮮やかに描かれています。

茶道の歴史に興味のある方、戦国時代好きな方、日本の文化を見つめ直したい方におすすめ。
(レビュー日:2005-11-20)

参考文献かいてもいいじゃないですか?

利休(ほんとは千宗易ですが)の

割に 俗っぽい 面を出した 評伝風というか

エッセイ風のマンガ 意外にあっさり読めた。

お茶というより お饅頭の食べ方をとか、

監修ナシでとか、参考資料は割愛でとか

自信がないのかな 制作の裏事情がみえて面白いですが

参考資料って 書いてもいいと思いますが、後追いの楽しみという

のがあるのに。

ただ 関西より西で 茶筅というと別の意味があるし

どうせ 名物 由緒書きなんて 偽物でしょ とまで

踏み込んで欲しかったな。

(レビュー日:2005-05-08)

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