★4の中と下の狭間。
著者の2冊目。
天然ドジで使い物にならないエルフのメイド娘が性具として開発されるお話『淫術の館』は、その妹も2話で巻き込む本編全3話と、淫獣の館自体を別角度から捕らえた2編の計5話で、さすがに2年前の2話まではドラマ構成がショボイけど、本編最終話以降は素晴らしい味付けで超美味。
獣人少女がはじめてのおつかいで、成功したり失敗したりするお話『はじめてのおつかい』は、えっちシーンがのっけからユルくて困りモンだけど、とってもポエミイでステキでした。
闘う女戦士凌辱系『Beast on the Heart』。闘うくノ一触手凌辱系『ツバキ淫乳忍法帳』の2編はほぼ3年前の作品で画も筋も粗め。
闘う女警察官コンビの凌辱系『銀河特警キャッツブレイド』は最古作ながら、アイデアと展開が好く、なかなか美味。
ほか、滅茶ステキなカラーイラスト4頁。キャライラスト入り作品解説5頁。表紙完成までの徒然日記1頁。ステキにグロイ著者近影付きプロフィールなどなど。
さて今回もまた3年分とスパンが長いため、かなり粗めの作品も多め。
貧乳1名除けば巨乳から爆乳まで。
全ヒロインがファンタジー世界の住人なため年齢は不詳。
触手・フタナリ・魔物・亜人などが登場人物で人間は出てきません。
メイン中編がダークファンタジー系で、あとはライトファンタジー1編と闘うヒロイン凌辱系3編。
ぶっかけ汁描写のドハデさが華。
芸風としてはダークファンタジーがベストマッチかと思います。
とにかく『淫術の館』の、3話以降の計3話はドラマの脚色が秀逸で、作画の安定感も伴い高揚感が抜群で、「やっぱりレベルが揃ってないと…」という方にはもう少しお待ちいただくしかありませんが、ダークファンタジーファンの方にはぜひともトライして欲しい内容。
オトナミルクの海で溺れて陶酔してゆくヒロインたちを堪能できる逸品。
(レビュー日:2008-11-05)